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神戸クラシック物語
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紹介:神戸市室内合奏団 コントラバス奏者 石川 浩之

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 演奏家にとって、様々なシチュエーションで聴いてきたCDの数は莫大で、私のような若輩者でも数千を超えているのです。
自分が近々演奏する曲を他の人ならどう解釈してどう演奏しているかなど、そういったお勉強モードだったり、あるいは一愛好家としてすばらしいステレオで部屋の照明を落としてじっくり鑑賞モードだったり、車の運転をしながらとか、ご飯を作りながらとか、部屋の整理をしている時などに聴くBGMモードだったり、落ち込んだときに聴く感傷モードだったり、リラックスしながらコーヒーやウィスキーなど嗜好品を飲みながらゆったりした気分でぼーっと聴いているモードだったり・・・。

 今回は自宅でリラックスして気軽に聴けて更に頭がリフレッシュできるのではないかと思えるおすすめCDを1枚ご紹介します。1枚といっても、2枚組で売っているのですが・・・。プレトニョフのピアノで奏でられるスカルラッティのソナタ集。

この演奏、優しく心地のよい、歯切れのいいタッチで、ころころとしたトリルなどの装飾音符も鮮やかで流麗です。全体的にとても美しくみずみずしい仕上がりに思えます。イタリアのバロック期の作品で、シンプルですし、転調や和音の仕組みがわからない人にも、音楽の表情の変化が手に取るようにわかりますので、きっとどなたにでもお楽しみいただけると思います。クラシックのCDなんて、まじめな解説ばかりしてるものがほとんどですが、そういった学術的なことは置いておいて、まずは聴いて感じましょう。どういう風に感じ取るかは聞き手の自由だし、その自由な感想が演奏する側にとってもひとつのの楽しみでもあるのです。

プレトニョフっていう人、実は指揮も振るんです。ロシア人でしたかな。こういうピアノを弾く人がどういう指揮を振るのか?聴いてみたらそっちのほうも興味持てるかもしれませんね。

 

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